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純血サツマビーグルオーナー通信 第4号

ナナ号は見事に復活を果たす! オーナー通信の第3報で名犬「リュウ」号が、大猪との激闘のすえ死亡したことをお伝えした。その際、一緒に現場に居合わせたナナ号も軽傷を負ったが、余りの恐ろしさから身体を伏せ震えていたことから、もう猟犬としての復活は難しいと考えられていた。 鹿児島の師匠曰く『サツマビーグルは利口な犬なので恐怖心から猟をしなくなるものも少なくない(中略)・・・今後1ヵ月間は絶対に山に入れない事・・・』と説明を受ける。そのことをオーナー様にも伝えた。その際、オーナー様は、『恐らくリュウはナナをかばって死んだと思う・・・何としてもナナを復活させリュウの恩に報いたい!』と涙ながらもしっかりと断言した。何という友情だろう!。犬と人間でこれだ強い絆で結ばれていたなんて・・・自分を恥ずかしく思うのと同時に、本当にリュウ号は幸せ者だと・・・込み上げてくる思いを抑え切れずもらい泣きしたことを今も実によく覚えている。 私も1月8日から一週間は喪に服し、鉄砲を持たずに山に入っていた。 リュウ号が亡くなってから今日で1ヶ月となる。ナナ号はどうしているのだろうか・・・等々思いにふけっていると、スマホのメール着信音が鳴った。誰だろうとメールを開けると、何とリュウ号のオーナー様だったT氏からである。以心伝心とはこのことかと驚くばかりである。 メールは以下の通りだ。。。 『 ナナが恐怖心を乗り越えましたよ。 軽トラからはみ出す程の大物でした。 単犬引きは犬の成長が間近で見えるので最高です。 』 文は短いが中身は濃い。この1ヵ月間のご家族の思いが、初っ端の「ナナが恐怖心を乗り越えましたよ」に良く表れている。恐らく言葉では言い表せないご苦労があったと推察する。 ご自分の病気のことよりもナナ号のことを一番に心配しておられたお父さん(名ハンター)、ご本人、お子様の他ご家族全員の皆様方並びに猟友を含む多くの友人の方々、本当にナナ号の復活を心よりお喜び申し上げます。 写真:軽トラからはみ出す程の大シカを捕獲し意気揚々のナナ号 ナナ号おめでとう!。お前の復活を心より待っていたよ・・・ ※ ハンター以外の方も多数アクセスして頂いている関係上、シカ頭部は自主的にボカシを入れ消しております。


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