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  • 執筆者の写真クライス

70年前の貴重なサツマビーグルの写真が見つかる!!

更新日:2023年5月9日

Posted on August 20, 2015 この度の写真は、愛媛県西宇和郡伊方町の狩猟グループに譲渡したサツマビーグルを引取りに来舎された3名様の内の水野様より、「戦後間もない頃に私の祖父が飼っていたサツマビーグルの写真です」と言って見せて頂いた。見た瞬間!・・・その素晴らしさに見惚れてしまって声が出なかった。この様な古いサツマビーグルの写真は発祥地:鹿児島でも殆ど無く大変貴重なな資料と言えることから、水野様と写真のお姉様に是非全国のサツマビーグル愛好家に紹介したい旨をお願いしたところ、快く承諾を頂きこの度の公開となった。

さてこの写真のサツマビーグルは何時頃のものかと言うと、一緒に写っている水野様のお姉様が当時2歳で現在は70歳であること、また同犬は外貌から3才ぐらいと推察できることから、約70年前のものと判明した。

終戦当時(昭和20年)は、田舎と言えども食べるもの着るもの全てに不自由しており、写真の様な素晴らしい狩猟犬サツマビーグルを購入し飼育するなど田舎猟師には高嶺の花であり、水野家は地元でもかなり裕福なご家庭だったと推察する。

次にこの犬の由来であるが、お爺様が宮崎県に牛を買いに行った際に現地で手に入れ連れて帰られたようで、当時田舎では珍しさも手伝い大変な評判となっていたようである。また、仕事(狩猟)も大変良かったようだが、残念ながら今日ではその子孫は絶えて居ない。

写真を見ると今日のサツマビーグルと殆ど遜色なく、前肢も湾曲せず真っ直ぐに伸びており、バセットハウンドの入血は未だ無いと推察される。本犬は鹿児島県の霧島地区辺りから宮崎県の名士が持ち込み、その集落で門外不出として大事に飼育されて来たと考えられる。恐らく原種は地犬と英系ビーグルかフォックスハウンドと推察する。

この写真の発見で、現在当犬舎で飼育しているサツマビーグルはよく当時の面影をよく継承しており、遺伝的にも純度の高い犬であることが立証され、保存活動にも一層の取り組み強化を図って行きたいと考えている。

この写真を提供して頂いた水野様とお姉様に心より感謝を申し上げる。

尚、この度当犬舎で譲渡したサツマビーグル「リュウ号×エス号の直仔」は、今後水野様が育てる事になり「70年振りに我が家にサツマビーグルが帰って来たと」大変喜んで頂き、サツマビーグルとの何かの縁を感じる。 写真(1):昨猟期狩猟グルーブで捕獲した巨大イノシシ(写真は水野様)

※ 水野様は、お爺様、お父様、ご本人と三代続く猟師の家生まれ、現在も元気にご活躍されている。

また狩猟グループで系統保存している屋久島犬と本川系四国犬の流れを流れを汲む、地犬を大切に飼育されている。


写真(2):70年前のサツマビーグル(年齢は3才ぐらいで牝と推察する)

※ 写真の可愛らしい女の子は、水野様のお姉様(当時2歳)


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