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純血サツマビーグルのオーナー通信 第9報

Posted on October 16, 2017

クマの有害駆除 本日は、秋田県のオーナー様T氏より送って頂いた、クマ猟(有害駆除)でのサツマビーグルの活躍ぶりを写真と動画で紹介します。 【秋田魁新報社 2017.10.15のニュース】 秋田県内で本年度、有害駆除や個体数調整などで捕殺されたツキノワグマの頭数が、9月末時点で過去最多の533頭に上ることが14日、県のまとめで分かった。県は今年4月時点のクマの生息数を1013頭と推定しており、その半数以上を捕殺したことになる。県自然保護課は「目撃件数が多く、実際の生息数は千頭をはるかに上回る可能性が高い」と分析。これまで県猟友会に自粛を要請してきた冬場のクマ猟を、今季は解禁する方向で検討している。 秋田県は、上記の新聞報道にもあるように、本年度はTVや新聞等でクマの被害ニュースが数多く報道されている。またクマによる人身被害も数多く発生しており大きな社会問題にもなっている。オーナー様も駆除隊メンバーとして大きな貢献をされている。 今から約2年ほど前にオーナー様より『クマの駆除にサツマビーグルを使いたいので是非譲渡して欲しい・・・』と電話があった。当時サツマビーグルは、発祥の地鹿児島では主としてノウサギ猟に使用されており、当犬舎ではシカ猟とイノシシ猟に使用しているが、今日までクマ猟に使ったと言う話は狩猟界誌や全猟誌でも見たことが無い旨を伝え、一旦は譲渡予約をお断りした。しかし、その後オーナー様の熱心なサツマビーグルに対する期待に感銘し、自家用に残してあったリク号牡を譲渡した。 その後リク号は、クマ猟に訓練されサツマビーグルが優れたクマ猟犬として使用できることを実証してくれた。その後、是非サツマビーグルの保存をお手伝いしたいと申し出があり、2頭の牝犬を譲渡している。 現在、オーナー様の処には下記のサツマビーグルが飼育されている。 ※ 同氏は繁殖に必要な「第一種動物取扱業者」の認証を取得している。 ①リク号(牡)=ギン号×スズ号 平成28年1月12日生 ②エル号(牝)=シロー号×エリー号 平成28年6月23日生 ③リブ号(牝)=ハク号×マレ号 平成28年10月18日 今後は、東北地方を中心にサツマビーグルの保存普及活動に取り組んでほしいと切望している(当犬舎の後継者の一人)。 写真 有害駆除でのリク号

















動画 檻に入った大きなクマに初めて挑戦するエル号


初めてにしてはクマが大きすぎたせいか、最初は尻尾を巻いて警戒していたが、暫くそっとしておくと自然と猟犬魂に火が付いたのか、大きな鳴き声を出してクマにファイトしだしたようだ。大抵の犬は、初めてクマに会わせると尻尾を巻いて逃げ出すようである。エル号も今日はおっかなビックリであったが、クマに向かって大声でファイトしたことは将来のクマ猟犬としての第一歩として評価したい。

※ 今日スマホで初めて動画を撮ったらしく、その後に尻尾を上げて素晴らしいファイト姿を見せたが時すでに遅し、電源が無くなったようです・・・(笑)


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